Topics

Research Studio

UCSD Bootcamp2022開催報告(2022年2月3日~11日)

Research Studio 2021 powered by SPARKで練り上げた米国展開プランをより具体的にすべく、米国UCSDとの連携の中で、今年もUCSD Bootcampが開催された。新型コロナウイルスの第6波の真っただ中での開催となり、昨年同様完全オンラインでの開催となった。国内プログラムで各賞を受賞したチームの中からGlobal Entrepreneurship Awardを受賞した MediGear International(株)がフル参加し、また、国内プログラムに参加したatDose(株)もオブザーバー参加した。今年度の新たな試みとして、茨城県が主催しCIC Tokyoが委託運営している「ベンチャー企業成長促進事業(成長プログラム)」に参加した5企業の中からVeneno Technologies(株)も本プログラムに合流し、計2チームのフル参加、1チームのオブザーバー参加で開催となった。

プログラム前にプレメンタリングとして、現地担当メンターのマッチングおよびプログラムで成し遂げたいこと(OKR; Objectives and Key Results)の調整がなされた。MediGearチームはUCSD Moxie Center for Student Entrepreneurshipのエグゼクティブ・ディレクターでもあるJay Kunin氏、VenenoチームはIGE/Research Studioの Biomedical Commercializationでリードインストラクターを務めるJohn York氏がそれぞれメインメンターを担当した。プログラム1~2日目は、米国シリアルアントレプレナーである講師から最新の知見を踏まえたMBA並みのレクチャー&ワークショップが行われ、プログラム3日目からは米国での起業及び投資を現実的に見据えつつ様々なインタビューが行われた。Research Studioで組み立てたビジネス展開のプランを、米国シリアルアントレプレナーである現地メンターと共に検証した。プログラムの中で米国VC/BD Panelも開催され、UCSDの持つネットワークを活用し、米国展開に向けたネットワーク形成へ向けた機会を得ることができた。
プログラムを通してすべて英語での開催、米国MBA並みのレクチャー&ワークショップ、米国流のインタビュースキルを要する点など、参加者にとってはタフなプログラムではあったが、プログラム内での成長もみられ今後の米国展開へむけたチャンスも獲得できた。本プログラムで得た知識と経験を生かして次のステップへ進んでいくことと思う。運営面では来年度以降もUCSDとの連携を継続し、プログラムをさらに成熟させていく。

詳細は以下のリンクよりご覧ください。
https://resstplatform.org/update/rs_report/248/