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【開催報告】第2回 医工連携ニーズ発掘セミナー

2026年10月14日(水)に、「第2回 医工連携ニーズ発掘セミナー」を開催いたしました。
今回も、筑波大学附属病院をはじめとした医療関係者の皆様、筑波大学の学生・教職員の皆様、近隣研究所の研究員の皆様、医療機器開発企業・開発ご経験者の皆様からたくさんのお申込みをいただき、誠にありがとうございます。

近年、循環器医療はさまざまな技術の進歩によって大きく発展してきました。しかし、日々の診療の中では、まだまだ解決できていない課題や、「こんな技術があったらいいな」と感じる場面が数多くあります。
私たち医療従事者は、こうした課題に日々直面していますが、医療の知識や経験だけでは解決が難しいことも少なくありません。だからこそ、異なる分野の知識や技術を持つ皆さまと手を取り合い、一緒に解決策を考えていくことが大切だと感じています。
今回のセミナーでは、循環器診療の現状や近年の進歩をご紹介するとともに、実際の医療現場で感じている課題やアンメットメディカルニーズについてお話ししました。
今回のセミナーをきっかけに、医療従事者とさまざまな分野の皆さまとのつながりが生まれ、新たな医療技術や解決策の創出につながることを願っています。

当日ご登壇いただきました先生方、お忙しい中会場へご来場くださいました皆様、オンラインでご視聴くださいました大勢の皆様と、ご共催の「関東次世代がん専門医療人養成拠点」様をはじめ、告知等にご協力いただきました関係各所の皆様に、CIMEスタッフ一同、心より感謝申し上げます。

■ 講演のご紹介

今回は、筑波大学つくば臨床医学研究開発機構(T-CReDO)および筑波大学附属病院の飯岡勇人先生に進行いただき、筑波大学附属病院 循環器内科の寺内先生、原野先生、南戦線に、それぞれ「心不全」「不整脈」「虚血性心疾患」をテーマにご講演いただきました。
当日の講演資料をご提供いただきましたので、ご興味のある方はぜひ下記よりご覧ください。

■講演1:筑波大学附属病院 循環器内科 寺内 泰観 先生
 テンポラリーペースメーカーをより安全に使用するために ― 臨床現場の課題とニーズ ―

筑波大学附属病院 循環器内科 寺内泰観先生のご講演資料
※画像クリックで資料内容を閲覧いただけます。

■概要:テンポラリーペースメーカーは必要不可欠なデバイスですが、右室穿孔・心タンポナーデなど、まれながら重篤な合併症が残されています。現状ではカテーテルと右室壁の接触状態を直接評価できないため、安定したペーシング性能を維持しながら心筋損傷を低減できる、新たなデバイス設計の可能性をご提案いただきました。

■講演2:筑波大学附属病院 循環器内科 原野 義大 先生
 カテーテルアブレーションにおける現場の落とし穴 

筑波大学附属病院 循環器内科 原野義大先生のご講演資料
※画像クリックで資料内容を閲覧いただけます。

■概要:心室不整脈診療にまつわるUnmet Medical Needsをご紹介いただきました。
不整脈急性期としてのElectrical Stormの治療のさらなる向上につながりうる創薬や、カテーテルアブレーションの現場におけるモニタリングシステムや止血デバイスの開発、そして近年注目を集めている交感神経活性をモニターするAIアプリ開発の需要についてご講演いただきました。

■講演3:筑波大学附属病院 循環器内科 南 健太郎 先生
 茨城県の循環器診療における課題〜心不全緊急入院予防と救急搬送記録の活用〜

筑波大学附属病院 循環器内科 南健太郎先生のご講演資料
※画像クリックで資料内容を閲覧いただけます。


■概要:茨城県の循環器診療における課題として、心不全増悪の早期発見と多職種連携による緊急入院予防についてご紹介いただきました。
また、茨城県の救急搬送記録を活用して循環器病の発生状況や地域差、気象条件との関連を解析し、将来的な救急医療需要の予測につなげる取り組みについてお話しいただきました。

■ 次回開催について

第3回につきましては本年度中の開催を目標に調整してまいります。次回テーマは、頂戴したアンケート結果のご要望等をふまえ、事務局内で検討いたします。
詳細が確定次第、イベント案内にて告知いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております!

■ 第2回 開催概要

開催日時2026年10月14日(水) 18:00~19:30
会場現地会場:筑波大学附属病院 B棟11F CIMEセミナー室
オンライン:Zoom(ウェビナー)
参加者数現地会場:約10名
オンライン:約50名
ご挨拶演題:「循環器診療を取り巻く医療機器」
演者:筑波大学附属病院 循環器内科/つくば臨床医学研究開発機構(T-CReDO) 飯岡 勇人 先生
講演1~医工連携が拓く泌尿器科の未来~
演題:「テンポラリーペースメーカーをより安全に使用するために ― 臨床現場の課題とニーズ ―」

演者:筑波大学附属病院 循環器内科 寺内 泰観 先生
講演2演題:「カテーテルアブレーションにおける現場の落とし穴」
演者:筑波大学附属病院 循環器内科 原野 義大 先生
講演3演題:「茨城県の循環器診療における課題〜心不全緊急入院予防と救急搬送記録の活用〜」
演者:筑波大学附属病院 循環器内科 南 健太郎 先生