医工連携

開催報告

第1回 つくばバイオデザイン体験ワークショップ(2020/02/18)

2020年2月18日(火)、筑波大学健康医科学イノベーション棟 8 階講堂におきまして、つくばバイオデザイン体験ワークショップを開催いたしました。
バイオデザイン( Stanford Biodesign )は、2001年、米 Stanford 大学で設立。医療機器開発において、“リーダー”となり得る人材を育成するため、臨床現場のニーズを出発点とした課題解決型のイノベーションに必要な考え方やスキルを実践的に習得する 教育 プログラムです。世界中で導入されており、本プログラムで50 社以上が起業し、 270 万人以上の患者に貢献しています。
今回のワークショップでは、医療現場のニーズに基づいた解決策の創出・開発の初期段階における事業性の検証等のイノベーション実現のための「バイオデザインプロセス」を体験してい ただきました。

受講生のご所属などを踏まえ、事務局にて3チーム(1 チーム 5 、6人)に振り分けをしました。はじめは少し緊張感のある雰囲気でしたが、アイスブレイクなどでお互いのバックグラウンドが理解できると、早い段階で打ち解け合うことができている様子でした。グループワークでは、ビデオの内容をもとに、課題の特定からニーズステートメントの作成、ブレインストーミング、コンセプトの作成、プロトタイピング、発表まで行いました。プロトタイピング、発表では、各グループの特色がよく出ていて、充実した内容となりました。

事務局としましても初めての「バイオデザイン」体験ワークショップ開催でしたので、 運営面での課題等は多々ございましたが、受講生の感想は概ね好評でした。
次年度は、更に内容の濃い、 更に楽しんでいただけるようなワークショップを検討しておりますので、 若手研究者の方、医療機器開発に携わっておられる方、医療機器スタートアップに興味の ある 方は是非ご参加ください!