サーチスタジオ

開催報告

Research Studio 2021 powered by SPARK International Symposium開催報告

Research Studio SCIENCE PITCHの翌6月12日(土)、Research Studio2021選抜プログラムに先立つ関連3イベントの締めくくりとして、慶應義塾大学主催(共催:筑波大学、大阪大学、Venture Café Tokyo、CIC Tokyo)で International Symposiumがオンライン開催された。100名以上の参加者が視聴するなか、大学、スタートアップ、行政、国内外の医療系アクセラレーター、投資家等、非常に多様な講演者が登壇した。

プログラム前半は、慶應義塾大学 副島氏から開催挨拶の後に、文部科学省 建部俊介氏と厚生労働省 田中大祐氏から来賓挨拶をいただいた。地域イノベーションと大学発イノベーションのセッションでは、慶應義塾大学 吉元良太氏からご講演いただき、プレナリーレクチャーとして、Stanford SPARK GlobalのPresidentであるDaria Mochly-Rosen氏からコロナ禍におけるSPARKの活動について「SPARK in the Time of COVID19」ご講演いただいた。昨日に続きご参加いただいたRoche Pharma Partnering AsiaのHarm-Jan Borgeld氏からは、Industrial Insightとして「ロシュの戦略と日本のスタートアップへの期待」をご講演いただいた。

プログラム後半は、国内の医療系アクセラレーターを一堂に会して、Roud Table Discussionが行われた。筑波大学T-CReDOのResearch Studioからは小栁先生、湘南ヘルスイノベーションパークからは藤本利夫氏、BlockBuster TOKYOやBRAVEを運営するBeyond Next Ventures(株)からは盛島真由氏、(株)慶應イノベーション・イニシアティブからは本郷有克氏、CIC Japan合同会社からは名倉勝氏が参加され、それぞれの事業やプログラムについての紹介の後、国内のスタートアップエコシステムの形成についての課題や今後の国内の医療系アクセレレーターの連携に関わることなど興味深い内容のディスカッションがなされた。
最後に、筑波大学T-CReDO荒川機構長及び慶應義塾大学の佐谷氏から閉会挨拶が行われ、盛況のうちに終了した。7月から開始されるResearch Studio2021選抜プログラムに向けていいスタートを切ることができた。