【更新版】Research Studio 2022 powered by SPARK Final Pitch Event開催報告 受賞チーム(2022年11月16日)
8月6、7日実施のBootCampからスタートしたResearch Studioプログラム国内研修の成果発表として、2022年11月16日にResearch Studio 2022 B-GEAR Final Pitch Event(言語:英語)をCIC Tokyo現地とオンラインでハイブリッド開催した。Research Studioのメンター陣、Stanford SPARKのKevin V. Grimes氏やUCSDのDennis Abremski氏などの海外メンター、JETRO、厚労省、文科省、AMEDの来賓の方々が参加する中、メインプログラム6チームとアドバンストプログラム3チームが、8分間の英語ピッチ(10分間のQ&A)を披露した。
Final Pitchは投資家に向けたピッチを想定しており、開発コンセプトからビジネスプランを網羅した発表がなされた。Q&Aでは各拠点の先生方、Research Studioメンター陣、海外メンターからBusiness Modelや出口戦略を踏まえた事業計画、海外戦略といった点に関して、深いディスカッションがなされた。各チームの製品コンセプトや開発フェーズは異なるものの、プログラムでのディスカッション・グループワークを通じて、すべてのチームでピッチテクニックやプロジェクトの成熟度は8月当初に比して格段に向上していた。またRevivalとして参加したAdvancedプログラムチームは参加当初の昨年、一昨年と比べ開発計画・事業計画ともにブラッシュアップされ、対象をPivotしたり、POCを取得するまでの緻密なプランが練られており、プロジェクトが前進していたことに、メンター陣が関心を寄せていた。
プログラム終了後も、プロジェクトの開発が加速することを確信している。
各賞受賞チーム
Grand Prize :「FerroptoCure」大槻雄士氏
Global Entrepreneur Award :「milldy」畔堂一樹氏
SPARKing Global Award :「PRD Therapeutics」細田莞爾氏
Vigorous Workout Award:「ALAN」近藤崇弘氏
Future Hope Award:「CLOVERNA」伊藤達男氏
各チームのピッチ動画はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCJ5GZNxbSLbUiyG–ZpJTPg/videos
会の最後に、CIC Tokyo会長 梅澤氏、筑波大学T-CReDO機構長荒川先生よりClosing Remarksを頂いた。
Final Pitchイベントは現地参加での開催を予定していたが、今年度もCOVID19の感染急拡大のため、急遽ハイブリッド開催となったが、ここ数年の経験のおかげでスムーズな運営にて安定的に行うことができた。
受賞チームから3チームが2月初旬に開催されるUCSD 研修に参加する予定である。
受賞チーム
審査委員会による選考の結果、本年度の Grand Prize は“FerroptoCure”、Global Entrepreneur Award は“milldy”、SPARKing Global Award は“PRD Therapeutics”、Vigorous Workout Award は “ALAN”、Future Hope Awardは“CLOVERNA”が受賞となった。
◆Grand Prize
Team “FerroptoCure” 大槻雄士氏
【Ferroptosis inducing anti-cancer thrapy】
◆Global Entrepreneur Award
Team “milldy” 畔堂一樹氏
【Intraoperative rapid cancer diagnosis device】
◆SPARKing Global Award
Team “PRD Therapeutics” 細田莞爾氏
【Provide new oral medicines and bring smiles to patients with Rare Diseases】
◆Vigorous Workout Award
Team “ALAN” 近藤崇弘氏
【Digital Therapeutics for Parkinson’s Disease】
◆Future Hope Award
Team “CLOVERNA” 伊藤達男氏
【Bringing New Hope for all patients by Exploring unknown RNA drug targets】